髪も心もバランスが大事 アロマで楽しむヘアケアタイム

2022.06.16 Thu

 

湿度の高い梅雨の時期は、ヘアケアに悩む方も多いですよね。

 

髪のクセやハネなどのスタイリングの悩みから、フケやかゆみといった地肌の悩みまで様々ですが、お悩み解決のキーワードは「バランス」。

 

髪の内部と地肌が水分と油分(皮脂)のバランスの保たれた健やかな状態であれば、髪のクセは出にくく、頭皮トラブルも起こりにくいもの。

 

まずはシャンプー&ドライの基本をおさらいです!

 

①ぬるま湯で髪の表面に付いた汚れを洗い流す。(予洗い)

シャンプーは手で泡立ててから髪につけ、爪を立てずに指の腹で頭皮をやさしくマッサージするように行う。

すすぎは髪表面ではなく根本や地肌からしっかりと、生え際までていねいに行う。

シャンプー後にトリートメント剤を使う際は、地肌にはつけず髪表面をコーティングするように塗布し、薬剤が頭皮に残らないようていねいに洗い流す。

乾かすときは毛先ではなく髪の根本(地肌)に風を当てて、頭皮に余分な水分が残らないようしっかり乾かす。

 

 

 

 

 

シャンプー&トリートメントで、きちんと流さずに薬剤や余分な油分が地肌に残ってしまったり、反対に過剰に洗いすぎて必要な油分まで奪ってしまうと、湿疹など頭皮の毛穴トラブルに。

また、地肌をしっかり乾かさないと、余分な水分が残って細菌バランスが崩れ、フケやかゆみなどの皮膚トラブルにもつながりやすくなります。

 

まずはシャンプー&ドライの基本を守り、髪と頭皮の油分と水分のバランスを崩さないことが素直な髪への第一歩なのです!

 

 

 

アロマで簡単ステップアップ!

プラスのケアでもっと輝く髪へ

 

今回は、基本のヘアケアにプラスするだけの、髪にも心にも嬉しいアロマのスペシャルケアをご紹介します!

 

 

 

○スッキリしない地肌の悩みには、

 頭皮のオイルクレンジング

 

ホホバオイルやグレープシードオイルなどの植物オイルにお好みの香りの精油を加えて、シャンプー前の頭皮クレンジングオイルが作れます。

 

《使用方法》

手の平でオイルを温めながらのばし、毛穴の汚れを溶かして浮かすイメージで、指の腹で頭皮全体をやさしくマッサージ。

(その後、温かいお湯に浸して絞ったタオルで頭全体を包んで少し蒸らすようにしても◎)

最後にいつものシャンプーでしっかり洗えば、汗や皮脂でべたついた頭皮が軽くなるような心地良い洗い上がりに。

 

     ☆おすすめレシピ☆

植物オイルに精油を加えるだけの手作りクレンジングオイル。

 

《ベタつく不快感に!ミントで爽快クレンジング》

グレープシードオイル10mL

ペパーミント精油2滴

 

《頭皮のバランシングに!明るい香りでリラックス》

ホホバオイル10mL

スイートオレンジ精油1滴

ゼラニウム精油1滴

 

《荒れたトラブル頭皮に!やさしい香りでしっかりケア》

スイートアーモンドオイル10mL

ティートゥリー精油1滴

ラベンダー精油1滴

 

 

 

 

○クセや傷みが気になる髪には、

 ヘアオイルのトリートメント

 

湿気でまとまらない髪は、オイルでコーティングして周囲の多すぎる水分から守ることで落ち着いてくれます。

お好みの香りの精油でヘアオイルを作ってみては。

 

 

《使用方法》

少量を手のひらでのばし、毛先を中心になじませます。

乾いた髪にも、濡れた髪にも使えます。洗った後の濡れた髪になじませた場合は、その後通常通りドライヤーで乾かします。(ドライヤーにオイルが付かないように注意)

 

 ☆おすすめレシピ☆

植物オイルに精油を加えるだけの手作りヘアオイル。

 

《つややかな髪を目指すヘアオイル》

  オリーブオイル10mL

  ローズマリー精油2滴

 

 

 

※手作りしたオイルは基本的にその日のうちに使いきってください。

※肌に合わない場合はすぐに使用を中止してください。

※妊娠中・授乳中の方や服薬治療中の方、小さなお子様やご高齢の方が利用される際には、予め医師にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

毎日の基本ケアで髪と頭皮のバランスを保ちながら、アロマのスペシャルケアでさらにステップアップした髪へ!

湿気やストレスに負けないしなやかな髪を目指しましょう♪

 

 

 

 


\この記事を書いた人/

大塚麻子

オーダーメイドトリートメントを提供する『Aroma Berta』主宰
英国IFPA認定・国際プロフェッショナルアロマセラピスト
日本心理学会認定心理士

自然の恵みアロマとハーブの魅力と、毎日を心地よく過ごすための利用法をわかりやすくお伝えしていきます♪


 

 


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