ジメジメ時期の不調に… 調えアロマで心地良い毎日を
本格的な梅雨に入り、すっきりしないお天気が続いていますね。
湿度の高い時期は、頭痛やめまい、関節痛やむくみ、胃腸の不調やアレルギー、呼吸器系の不調など様々な体調不良を起こしやすく、
天候に起因するという一面から気象病とも言われています。
症状に不安を感じたらまずは病院へ!
そして疲れた時には無理をせず、アロマでゆっくりとリラックスする休息習慣をぜひ取り入れてみてください。
毎日変化する心と体をいたわりながら、気分も身体も重くなりがちな梅雨の時期も軽やかに過ごせたら良いですね!
スッキリと香るアロマで
重い気分からリフレッシュ!
サイプレスとジュニパーの香り
サイプレスもジュニパーも同じヒノキ科の植物で、澄み渡るような清々しい香りが特徴です。
葉や小枝、実から採れる精油で、ジュニパーの実はジン・トニックなどお酒の香りづけに使われることでも知られています。
森林浴のように気分をリフレッシュして、重くどんよりとした状態を晴れやかに、悩みをさらさらと遠くへ流してくれるような精油。
気持ちが安定しなかったり、関節痛やむくみが出やすかったりする梅雨の日々、バランスが調わずにすっきりしない心と体におすすめですよ。
軽やか気分になるための
トリートメントオイル
グレープシードオイル 10mLに、
・サイプレス精油 1滴
・ジュニパー精油 1滴
を加えたら完成。
使用方法;
【足に】500円玉程度の量のオイルを手の平にとって両手で包むように温めながらのばし、足全体になじませるように塗っていきます。
足首から足の付け根に向かって、心地良いと感じる程度にセルフマッサージ。むくみや冷えが気になる時に行うとスッキリ気分に!
【頭~肩に】頭から首、肩にかけてもスッキリしない、息が詰まるような重い気分…そんな時には、首の付け根から肩に向かってオイルをなじませます。
胸元にも少量のオイルを塗れば、透き通る香りでリフレッシュ、軽やかな心地に!
やさしい甘さで
疲れた心と体を休めたい
カモミール・ローマンの花の香り
白く可憐な花を咲かせるローマンカモミール。懐かしいようなやわらかく甘い香りは、リンゴの香りに似ているとも言われます。
胃腸の調子を崩していたりアレルギーなどの痒みで心が落ち込んでいたり…そんなときにも、そっと寄り添い落ち着かせてくれます。
穏やかに心身を休めるための
トリートメントオイル
スイートアーモンドオイル 10mLに、
カモミール・ローマン精油 2滴
を加えたら完成。
使用方法;
【お腹に】500円玉程度の量のオイルを手のひらにとって両手で包むように温めながらのばし、お腹に手を当てて時計回りにゆっくりと円を描くようにしてオイルをなじませます。片手で行っても、両手で交互にさするように行っても。
お腹は柔らかくデリケートなので強く押したりせず、なでるように塗るのがポイント。疲れたお腹をやさしくトリートメントします。
【気になる部分に】肌も心もなんだかザワザワ落ち着かない…という時には、例えば首まわりや二の腕など、調子が気になる部分の肌にやさしく塗っても。強く揉んだり擦り込んだりせずに、やさしくなじませます。
※塗ったオイルはゆっくりと肌に馴染んでいくため、拭き取る必要はありませんが、気になる場合はお湯で絞ったタオル等でやさしく肌を押さえるように拭き取って下さい。
※妊娠・授乳中の方や代謝機能に関わる疾患をお持ちの方、その他服薬治療中の方や植物にアレルギーのある方などはご使用を控え、医師やアロマセラピストにご相談ください。
梅雨の時期の心と体は、これからの本格的な暑さに備えて、今まさに準備運動中。
心身のセルフメンテナンスをしながら、晴れやかに梅雨明けを迎えたいですね!
\この記事を書いた人/
大塚麻子
オーダーメイドトリートメントを提供する『Aroma Berta』主宰
英国IFPA認定・国際プロフェッショナルアロマセラピスト
日本心理学会認定心理士
自然の恵みアロマとハーブの魅力と、毎日を心地よく過ごすための利用法をわかりやすくお伝えしていきます♪