夏のお疲れ肌に! アロマでシャキッと潤いケア♪
8月も間近、夏本番に突入です!
梅雨明けも発表される中、日射しの強さは増すばかり。
紫外線を浴び続ける肌のケアに不安を感じ始めた方も多いかもしれません。
そんな時にまず頼れるのはラベンダー!※ですが、
今回はそんなラベンダーとも相性の良い、爽やかな「パルマローザ」の香りをご紹介しましょう。
※ラベンダーのアフターサンケアについてはコチラ▼
“バラの香”を放つ葉
「パルマローザ」
「パルマローザ」は、イネ科の植物。
同じ科のレモングラスやシトロネラなどのハーブと同じく「シトラール」や「リモネン」などの香り成分を含み、
爽やかでフレッシュな柑橘類、レモン様の香りを放ちます。
そしてそれだけではないのが、パルマローザの香りの最大の個性。
パルマローザは、バラやローズゼラニウムなどの持つ香り成分と同じ「ゲラニオール」をたっぷり含んでおり、
「バラのような香り」も醸すのです。
「Palmarosaパルマローザ」の呼称にも、
バラを意味する「rosa」が含まれています。
フレッシュな爽やかさの中にあるバラの香を楽しむために、化粧品や石けん、フレグランスなどにも多く利用されてきた香りです。
暑い国の頼れるハーブ
パルマローザは、主にインドを原産とするハーブで、古くから「インディアンゼラニウム」とも呼ばれてきました。
アーユルヴェーダ(インドの伝承医学)では、熱病や胃腸などの感染症の治療に用いられてきたそうです。
暑い国々で流行りやすい炎症や発熱をともなう体調トラブルに、激しい「熱さ」を治めるためのハーブとして利用されてきたのです。
心と肌に優しさと引き締めを!
パルマローザの精油は、現代のスキンケアにおいてもその香りと成分の個性を発揮します。
ローズ調の華やかさと柔らかさを含みながらもスッキリとしたその香りの通り、
フローラルな優しさで心を明るく和らげながら、
肌はシャキッと引き締めてくれる、そんな力を発揮してくれるのです。
夏の日射しでオーバーヒートした心と肌に、
パルマローザの香りをシャワーのように浴びれば…
優しくほてりを鎮め、紫外線ダメージで弛んだ肌をピン!と整えてくれるでしょう!
夏の日射しで疲れた肌に!
シャキッと潤う香りのシャワー
たっぷりの紫外線を浴びた熱っぽい肌、たるみやシワが気になる肌へ。
《用意するもの》
パルマローザ精油 1滴
真正ラベンダー精油 1滴
ネロリ精油 1滴
スキンケア用植物オイル(ホホバなど) 5mL
精製水または芳香蒸留水(ローズウォーターなど) 45mL
50mLスプレーボトル(遮光性のあるもの)
☆作り方☆
植物オイルに精油合計3滴までを加えてよく混ぜ、精製水または芳香蒸留水を入れたボトルに加えてよく振り混ぜる。
☆使い方☆
毎回使用前によく振ってから、
洗った後の顔や体にシュシュっとスプレーしてミストを浴びたら、手のひらで優しく肌を押さえて浸透させます。
※オイルや容器の種類によっては、スプレーボトルで利用できない場合があります。化粧水用の詰替ボトルなど利用しやすい形状の物をご使用ください。
※植物オイルの代わりに同量の無水エタノールを使って作ると、水分と油分がしっかり混ざります。
(アルコールに敏感な肌の方はエタノールではなく植物オイルでのレシピをおすすめします)
※妊娠中の方は使用をお控えください。
※お肌に合わない時は使用を中止してください。
※作成から3ヶ月以内に使いきってください。
夏のお疲れ肌に、暑い国からのアロマの贈り物を。
スッキリと華やぐ安らぎの香りに包まれて、
心にも肌にもハリが生まれるはずです♪
\この記事を書いた人/
大塚麻子
オーダーメイドトリートメントを提供する『Aroma Berta』主宰
英国IFPA認定・国際プロフェッショナルアロマセラピスト
日本心理学会認定心理士
自然の恵みアロマとハーブの魅力と、毎日を心地よく過ごすための利用法をわかりやすくお伝えしていきます♪