新生活のドキドキに･･･「深呼吸の香り」で心のマッサージ
- 新しい場所や人に出会うことの多い季節、
未知の世界にワクワク、慣れない環境でハラハラドキドキ…
あなたは今どんな気分で過ごしていますか？
ワクワクする高揚感や適度の緊張感は「良いストレス」として心と身体に程よい刺激を与えてくれますが、
反対に、強いプレッシャーや不安をともなう緊張は、続くと不眠や胃腸症状などの心身の不調につながりやすいもの。
そこでおすすめしたいのが「深呼吸」
意識的に呼吸を深くすることで、自律神経が心と体をリラックス状態へ変化させてくれます。
リラックス状態はホルモンや免疫の働きを高めるので、巡り巡ってストレスに強い身体に調えてくれるのです。
また、体内に酸素が行き渡ることで脳や筋肉の疲労回復につながるので、深呼吸はいわば心と体のセルフマッサージ。
ほぐれた後はスッキリ爽快です！
でも深呼吸って、簡単なようで意外とうまくできないもの。
口からゆっくりと息を吐き、胸までしっかり膨らませるように、鼻から大きく息を吸う…頑張ってしようとすると、肩に力が入ってしまったり。
そんな時は、アロマの出番です！
『深呼吸の香り』
～フランキンセンス～
フランキンセンス（乳香）の香りはよく、『深呼吸したくなる香り』と表現されます。
スッキリとして穏やかなその香りは、鼻から気道を通り肺へと、爽やかで清浄な空気を送り届けてくれるので、嗅ぐだけで自然と胸が拡がり、呼吸が深くなるのです。
同時に、縮こまった心も拡げて穏やかな気持ちにさせてくれます。
空気の通り道を浄化しながら、心もクリアに、落ち着かせてくれる香り。
フランキンセンスは、呼吸器系の不調がある時や空間をクリーンにしたい時、
そして呼吸を深くして気持ちを調えたい時にも、そっと力を貸してくれる精油なのです。
～おすすめの利用法～
①深呼吸のための携帯アロマ
持ち運べるアロマストーンやアロマネックレスに香りを数滴垂らして携帯すれば、どこにいても必要な時に香りを嗅いで深呼吸することができます。
今の時代、マスクに香りづけしても良いですね。
|
☆手作りマスクスプレー☆ 30mLの遮光スプレーボトルに、無水エタノール5mL、精油合計5～10滴を入れてよく混ぜ、 最後に精製水25mLを加えてよく振り混ぜれば完成です。 ラベンダーやオレンジなど、お好みの精油とブレンドして作れますよ♪ |
※毎回よく振ってから、マスクの外側（肌に付かない面）に20cmほど離してスプレーしてご使用ください。
※アルコールに敏感な方はご使用をお控えください。また、火気に注意してご利用ください。
※半年を目安に使いきってください。
②香りを纏(まと)ってリラックス
ホホバオイルなどのスキンケア用の植物オイル（キャリアオイル）に精油を加え、顏周りや胸元などに少量塗ることで、ほのかな香りを感じながら過ごすことができます。
フランキンセンスはキメの整った陶磁器のような肌に導くと言われ、美容面でも人気の高い精油のひとつ。肌に馴染ませることでスキンケアにもなりますよ♪
|
☆手作りスキンオイル☆ ホホバ,スイートアーモンドなどのキャリアオイル10mLに、 フランキンセンス精油1～2滴を加えよく混ぜれば完成です。 |
※肌に付ける時は精油を原液のままは使用せず、必ずベースになる植物オイルで希釈してください。
また、植物オイルに対して精油の配合濃度は１％までにしてください。
（＝植物オイル１０ｍｌに対して精油２滴で１％です）
※精油は人工の香料等ではなく、必ず天然１００％のものを使用してください。
手作りしたオイルは基本的にその日のうちに使いきってください。
ストレスを感じたら、
心と体を爽やかに吹き抜けるフランキンセンスの香りで深呼吸してみませんか？
上手に「一息」つきながら、新生活のドキドキと付き合っていかれたらいいですね♪
＼この記事を書いた人／
大塚麻子
オーダーメイドトリートメントを提供する『Aroma Berta』主宰
英国IFPA認定・国際プロフェッショナルアロマセラピスト
日本心理学会認定心理士
自然の恵みアロマとハーブの魅力と、毎日を心地よく過ごすための利用法をわかりやすくお伝えしていきます♪
