新年のリフレッシュハーブ&アロマ

2023.01.12 Thu

 

2023年の始まり、皆さんはいかがお過ごしですか?

今回は、新しい年のスタートにぴったりのフレッシュなハーブとアロマのご紹介です!

 

 

 

気持ちもお腹もスッキリと!
新年のハーブ、レモングラス

 

 

ハーブティーとして人気の高いレモングラス。
実は日本のお正月飾りにも使われます。

豊作への願いも込めて、伝統的なしめ縄には稲藁(イナワラ)が使われますが、レモングラスも稲藁と同じイネ科の植物。
ボリューム感ある長い葉の勢いと、レモン調の爽やかな香りも感じられるレモングラスのしめ縄飾りは、年々人気が高まっています。

そんな日本のお正月の縁起物にも関わりの深いレモングラスは、
新年の心と体にぴったりのハーブです。

 

 

 

 

 

 

 

…リセット&リスタートに

 

 

レモングラスの葉のハーブティーは、爽やかなレモン調の香り。
レモンと同じシトラールという成分を含むことからその香りが楽しめます。
爽やかな風味で、すっきりと口当たりの良いお茶です。

その爽やかな香りと味わいは、心身をリフレッシュしたいときにぴったり。
疲れや重だるさを感じるとき、仕事や勉強に集中したいときなど、気持ちを切り替えたいときの心身のリセットティーに。

また、風邪の引きはじめやスポーツ時など、余分なものを汗と一緒にスッキリ流したいときにも一役買ってくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…食べ過ぎたお腹にも

 

 

レモングラスの葉はタイやベトナムなどのエスニック料理に使われているイメージもあるのではないでしょうか。
肉や魚の臭みを消して傷みを防ぎ、料理に爽やかな風味を添えてくれるレモングラスは、食後のお茶にもぴったりです。

特に脂肪分の多い食事の後には、口の中がさっぱりとリフレッシュされ、
食べ過ぎて胃もたれやお腹の張りが心配なときにおすすめの味わいです。

レモンピールと合わせても、レモン調の風味がアップして美味しいですよ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ジンジャーやペパーミントと

レスキューブレンドに

 

 

重たい体のためのレスキューハーブティーには、
ジンジャーやペパーミントという心強い味方も。

 

「巡り」のハーブ、生姜。冬の心身をぽかぽかにするジンジャーは、レモングラスとの相性も抜群です。
食べ過ぎたお腹と重たい身体に、アクティブさを取り戻したい!
そんな時にはレモングラスにジンジャーを少々加えたお茶を。

貯め込んだエネルギーをパワーに変えてくれますよ。

胃がムカムカ吐き気がするようなときにも、ほっと休まるハーブティーです。

 

 

ペパーミントはその清涼感から夏のクールダウンに人気のハーブティーですが、溜め込みがちな冬のお腹にもおすすめです。

すうっと吹き抜けるような爽やかさな風味が、すっきりしないお腹をやさしくお掃除してくれます。

 

 

 
*年明けのリフレッシュハーブティー*

       ブレンドレシピ

 

レモングラス 小さじ1
ペパーミント 小さじ1
ジンジャー 小さじ2分の1(細かく砕いたもの)
レモンピール 小さじ2分の1

   (すべてドライハーブを使用)

 

        《作り方》

全てのハーブをティーポットに入れて熱湯を注ぎ、

3分~5分ほど待ったら飲み頃です!

お好みでハチミツを加えても。

よくかき混ぜて溶かしてから味わってください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

※ハーブは必ず食用として販売されているものを使ってください。

ポプリなど雑貨用のドライハーブや、鑑賞用の花束に入っているもの、園芸品種の苗等のものを自己判断で口にしないでください。

 

 

 

 

 

ミカンの香りですっきり&ほっこり

 

 

新年を感じるリフレッシュアロマとしておすすめしたい香りは、ミカン科のアロマたち。
オレンジやマンダリン、グレープフルーツにベルガモット、そしてレモン。

日本の冬と言えば「こたつにみかん」のイメージが定番ですが、

柑橘類の香りは懐かしさと温かみ、そして新鮮な気持ちも湧き起こしてくれるアロマです。

 

 

 

 

…空間にはフレッシュなレモンの香りを

 

ハーブティーではレモングラスやレモンピールをご紹介しましたが、
新年のお部屋にはレモンの香りを拡げてみてください♪
気持ちを引き締めて何かを始めたいとき、集中したいときにおすすめのアロマです。

 

食べ過ぎてスッキリしないときや、もっと食べたい!という気持ちを切り替えたいときにもおすすめの香りですよ♪

すっきりとしたローズマリーの香りとブレンドすると、さらに爽やかな香り空間に♪

 

 

 *アロマディフューザーで香らせる*

  新年のリフレッシュアロマレシピ

 

    レモン精油 4滴

    ローズマリー精油 1滴

 

※血圧の高い方、てんかんや神経系疾患をお持ちの方はローズマリー精油のご使用をお控えください。

 

 

 

 

 

…トリートメントには温かなオレンジやマンダリンを

 

 

新年のボディケアオイルには、マンダリンやオレンジの精油を加えてみてください♪

 

食べ過ぎや張りが気になるお腹周りのトリートメントには特におすすめです。

 

マンダリンやオレンジの香りのオイルでお腹をやさしくセルフマッサージすれば、

滞った働きをスムーズに、心身をほっこり温めてやさしくサポートしてくれます。

 

 

*お腹ぽかぽか*

スキントリートメントオイルレシピ

 

ホホバオイル10mLに、マンダリン精油1滴、オレンジスイート精油1滴

(合計2滴)を加えてよく混ぜたら完成。

 

《使用方法》

500円玉程度の量のオイルを手のひらにとって両手で包むように温めながらのばし、

お腹に手を当てて時計回りにゆっくりと円を描くようにしてオイルをなじませます。

片手で行っても、両手で交互にさするように行っても。

お腹は柔らかくデリケートなので強く押したりせず、なでるように塗るのがポイント。

 

(※塗ったオイルはゆっくりと肌に馴染んでいくため、拭き取る必要はありませんが、

強い日差しの下へのお出かけ前や、オイルの感触が気になる場合等は

お湯で絞ったタオル等でやさしく肌を押さえるように拭き取って下さい。)

 

 

 

 

 

※植物オイルに対して精油配合濃度は1%までにしてください。(植物オイル10mLに対して精油2滴まで)

※使用前には二の腕の内側などに少量塗布するなどパッチテストを行い、肌に合うか確かめてからご使用ください。

妊娠・授乳中の方や代謝機能に関わる疾患をお持ちの方、その他服薬治療中の方や植物にアレルギーのある方などは、ご使用の前に医師やアロマセラピストにご相談ください。

※作ったオイルは基本的にその日のうちに使い切ってください。

 

 

 

 

 

 

 

新しい年を迎え、抱える思いや抱負も様々。
それぞれに明るい未来を信じて進む日々のサポーターとして、ちょっとずつアロマやハーブを取り入れてみてくださいね♪

 

 

 

 


\この記事を書いた人/

大塚麻子

オーダーメイドトリートメントを提供する『Aroma Berta』主宰
英国IFPA認定・国際プロフェッショナルアロマセラピスト
日本心理学会認定心理士

自然の恵みアロマとハーブの魅力と、毎日を心地よく過ごすための利用法をわかりやすくお伝えしていきます♪


 

 


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